1月1日、鹿島神宮に初詣に行きました。茨城県鹿島市にある東国三社の1つで、常陸国一宮でもあります。
昼過ぎに到着したからでしょうか、身動きが取れないほど混んでいるということもなく、落ち着いてお参りできました。参道の大きなヒノキが荘厳な雰囲気を醸し出しています。創建が紀元前660年という言い伝えの真偽はともかくとして、情緒ある素敵な神社でした。
さて、どういうわけか、やはり新年はこの「初詣」でスタートしないければならないという強制観念に毎年晒されます。自分自身も含めて無宗教だと自称する日本人が多いとは思いますが、これは立派な宗教行事であると改めて感じました。皆が神殿に向かって二礼二拍手一礼する行為を見て、信仰と全く無関係であると言うことができようはずがありません。ロンドンで皆クリスマスに教会に行くと聞くと、ああ、やっぱりキリスト教の国なんだなと思うのと同様です。宗教と文化の区分は、そもそも区分して考えることは不可能なのでしょうが、実に難しいですね。
コメント